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太陽光発電はローンで購入できる?月々の負担目安とおトクな進め方【2026年版】

作成者: みんなのおうちに太陽光事務局|2026/04/26 23:42:07

「太陽光パネルを設置したいけれど、まとまった現金がない」—— そう感じている方に、まずお伝えしたいことがあります。太陽光パネルは、ローンで購入することが可能です。しかも、ローンで購入しても、月々の電気代削減や売電収入によって、返済額の大部分を補えるケースがあります。

 

下の表が、その目安です。

 

月々の実質的な負担は1,000〜2,000円程度になるケースもあります。「現金がないと買えない」という思い込みを持っていた方も、ローンという選択肢があることを知っていただければと思います。

 

 

太陽光ローンの種類

一口に「ローン」といっても、いくつかの種類があります。ご自身の状況に合ったものを選ぶことが大切です。

種類

特徴

向いている方

提携ソーラーローン

(信販会社)

販売施工事業者と連携。申込がスムーズ。設置と同時に手続きできる

太陽光を設置するタイミングでそのまま申し込みたい方

リフォームローン

(銀行・信用金庫)

取引のある金融機関なら優遇金利が適用されるケースがある

すでに取引のある銀行がある方

住宅ローンへの組み込み

新築・大規模リフォーム時に設備費を含められる

新築と同時に太陽光を導入したい方


最もスムーズなのは、販売施工事業者が連携している提携ソーラーローンです。設置の手続きとあわせてローンの申し込みが進むため、手間が少なく、補助金申請とのスケジュール調整もしやすくなっています。

 

 

金利の目安

金利はローンの種類や申込先によって異なります。以下はあくまで目安です。実際の金利は申込時に金融機関・信販会社からご確認ください。

種類

金利目安

借入期間

ポイント

提携ソーラーローン

(信販系)

年3〜4%程度

(固定)

最長15年

繰上返済手数料無料の商品が多い

リフォームローン(銀行)

年2〜4%程度

(変動・固定)

最長10〜15年

住宅ローン利用中の方は優遇金利が適用されることがある

※金利は2026年時点の一般的な目安です。各社の最新条件は公式サイトまたは販売施工事業者にご確認ください。

取引のある銀行や信用金庫に住宅ローンや給与振込の実績がある場合、優遇金利が適用されることがあります。まずは取引のある金融機関に相談してみることもひとつの方法です。

 

 

返済プランの例

設置費用150万円(4kWシステム・工事費込みの目安)を借りた場合の、返済期間別のシミュレーションです。

 

10年返済プラン(150万円・年利3%)

15年返済プラン(150万円・年利3%)

月々の返済額

約14,500円

約10,400円

返済総額(利息含む)

約174万円

約187万円

電気代+売電の月額効果(目安)

約9,000円

約9,000円

実質的な月々の負担(目安)

約▲5,500円

約▲1,400円

ポイント

返済期間が短いため利息が少ない

月々の返済負担を抑えたい方向け

※試算はあくまで目安です。金利・借入額・設置条件により変動します。繰上返済手数料が無料の商品を選ぶと、後から返済額を圧縮しやすくなります。

電気代削減効果と売電収入(FIT初期投資支援スキーム・1〜4年目24円/kWh)を合わせると、月々の実質的な持ち出しを抑えられる可能性があります。売電単価は5年目以降に8.3円/kWhへ下がるため、補助金を受け取ったタイミングで繰上返済をしておくと、その後の返済が楽になります。(出典:経済産業省「FIT制度・FIP制度 買取価格・期間等」)

 

 

補助金とローンを組み合わせると、さらに負担が減る

ローンと補助金は組み合わせて使えます。補助金を受け取ってから繰上返済に充てることで、月々の返済負担をさらに下げることができます。

補助金を使う際に最も注意が必要なのは「工事の順序」です。多くの補助金は、交付決定前に工事を始めると対象外になります。ローン契約が成立しても、工事開始は補助金の交付決定後にしてください。この順序管理は販売施工事業者に確認することをお勧めします。

 

 

ローンを使う際に確認しておきたいこと

①繰上返済手数料の有無

ローンを選ぶ際には、繰上返済手数料が無料かどうかを確認してください。補助金を受け取ったタイミングや、売電収入が積み上がったタイミングで繰上返済ができると、総返済額を大幅に抑えられます。

②変動金利と固定金利

変動金利は初期の返済額が低い場合がありますが、金利が上昇すると返済額が増えます。固定金利は毎月の返済額が一定なため、電気代削減・売電収入との収支計画が立てやすくなります。長期で組む場合は固定金利を基本に検討されることをお勧めします。

③パワコン交換費用も見越しておく

太陽光パネルの寿命は20〜30年ですが、パワーコンディショナ(パワコン)は10〜15年程度で交換が必要になることがあります。交換費用の目安は30〜35万円程度です。月々の電気代削減分の一部を将来の修繕費として積み立てておく習慣があると安心です。

 

 

 

【みんなのおうちに太陽光|アイチューザー株式会社note】


太陽光パネルは、安さの時代から適正価格の時代へ。いま知っておきたい市場の変化

 

 

共同購入という選択肢

「ローンを使いたいけれど、どの販売施工事業者に相談すればよいかわからない」という方に、共同購入という方法があります。

「みんなのおうちに太陽光」の共同購入事業では、太陽光パネルを地域の参加者がまとまって購入することで、個人よりもおトクな価格での導入が実現しやすくなっています。事務局が販売施工事業者を財務状況・施工実績などの基準で事前に審査しており、審査を通過した事業者のみが参加しています。

参加登録は無料で、参考見積りを受け取った後も、すぐに購入を決める必要はありません。ローンや補助金の活用方法についても、販売施工事業者からあわせてご案内します。


▶ まず参加登録(無料)してみる

 

 

まとめ

確認ポイント

内容

ローンで太陽光を購入できるか

できます。原則無担保・WEB完結型の商品も多い

月々の実質的な負担の目安

電気代削減+売電収入で返済額の大部分を補える場合がある(条件による)

金利の目安

年3〜4%程度(信販系)、取引銀行なら優遇の可能性あり

補助金との組み合わせ

国・自治体の補助金を先に申請→受給後に繰上返済が基本

最も大切なこと

複数の販売施工事業者から参考見積りを取り、具体的なシミュレーションで確認する


太陽光パネルは「まとまった現金がないと買えないもの」ではありません。ローンを使っても、電気代の削減と売電収入によって月々の実質的な負担を抑えられる可能性があります。まずは参考見積りを取り、ご自身のご家庭での具体的な数字を確認してみることから始めてみてください。

 

 

出典・参考資料

経済産業省「FIT制度・FIP制度 買取価格・期間等」
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/fit_kakaku.html

経済産業省 調達価格等算定委員会「令和7年度以降の調達価格等に関する意見」
https://www.meti.go.jp/shingikai/santeii/

SII 一般社団法人環境共創イニシアチブ(DR補助金)
https://sii.or.jp/

経済産業省・環境省「住宅省エネ2026キャンペーン」
https://www.meti.go.jp/press/2025/11/20251128004/20251128004.html