「電気代をいつまで払い続けるの、という気持ちが一番ありましたね。」
そう話してくれたのは、東京都調布市在住のYさん(50代)。お子さんたちはすでに独立し、ご主人と2人暮らし。老後を見据え、収入が変わっていく中で、上がり続ける電気代をずっと払い続けることへの不安が、太陽光発電と蓄電池の導入を決めた根底にありました。
設置から約半年。冬は使用する暖房機器を変更したことで思ったより安くならなかったものの、春は電気代と売電収入を差し引きし黒字を実現。
「電気代の心配がなくなったというのが大きい」という言葉に、セカンドライフ準備世代が導入に踏み切った想いが表れています。
プロフィール:Yさん(50代・女性)/東京都調布市在住
ご主人との夫婦2人暮らし
太陽光発電(5.33kW)+蓄電池3台(16.5kWh)を導入。内窓も導入済み。
——太陽光発電を導入しようと思ったのは、どんなきっかけでしたか?
Yさん:
元々、太陽光発電はずっと入れたいと思っていたんです。仕事もなくなって老夫婦になって、収入が変わっていった時に電気代が高いままだと不安なので、電気代をできるだけかからないようにしたいという気持ちがありました。電気代をいつまで払い続けるの、という感じですよね。その心配がなくなったというのが、入れて一番よかったなと思っていることです。
——共同購入の仕組みに行き着くまでの経緯を教えていただけますか?
Yさん:
最初は外壁塗装のリフォームをお願いした際に紹介を受けた販売施工事業者に相談したんです。ただ、メールだけでのやり取りになってしまって、実際にうちまで来てくれなかったんですね。屋根の要望も伝えたんですが、うまく伝わっていなかったようで、想定と違う提案が来たりして、少し心配になってしまいました。
それで、東京都と連携してやっているという共同購入事業のことを知って、都との連携事業であれば大丈夫かなと思って、こちらにお願いすることにしました。
設置から半年、冬から春にかけて設置前後を数字で比較すると、季節によって大きく異なる実態が見えてきます。
——冬の電気代は思ったより安くならなかったとのことでしたが、理由は何だと思いますか?
Yさん:
主人が、太陽光を使えるからということで自分の部屋のエアコンをずっと付けっぱなしにしてしまったんです。今まで石油ファンヒーターを使っていたのを、エアコンに切り替えて。だから結構電気を使ってしまって、安くなったという感じがあまりしませんでした。
でも暖かくなってきたらエアコンを使わなくなって、今はだいぶ変わりました。
——春になってからはいかがですか?
Yさん:
今(5月) は本当に電気代が安くなって、売電の方でお入金もあるので、黒字ですね。電気代が3,000円くらいで、売電が4,000円前後あるので、トータルで黒字になっています。
——蓄電池のモニターは確認されていますか?
Yさん:
数字のチェックは主人に任せていて、私は使う専門なんですけど、残量のモニターは時々見ています。冬場はやっぱりすぐになくなってしまうんです。100%あったものがあっという間に20%になったりして。
——それを見て、何か感じたことはありましたか?
Yさん:
こんなにすぐなくなるなら、もし冬場に停電になった時にも、意外と早くなくなってしまうんじゃないかなと思いました。暖房をつけたまま蓄電池を使っていたら、1日でなくなってしまうかもしれない。蓄電池が3台あるのに、そういうことがあるんだという発見がありましたね。
もちろん、何もないよりはずっと安心なんですが、冬場の停電への備えとして使う場合は、暖房をどうするかも考えておかないといけないなと感じました。
——設置後に、他にも何か取り組まれたことはありますか?
Yさん:
内窓もつけました。太陽光の話とは別に、もともと断熱のことも気になっていたので、できることはみんなやってみようという気持ちで取り組みました。エアコンも、なかった部屋に設置して台数を増やしました。
石油を燃やして暖房するより、自然の力で電気を作って使えるなら、それの方がいいという気持ちはありますね。カーボンニュートラルといった難しいことは意識していませんでしたが、自然のエネルギーを活かした生活に近づいていくのは、なんとなく良いことだとは感じています。
——今後、どんなことを期待していますか?
Yさん:
この夏、エアコンをどのくらい使うことになるか、また電気代がどうなるか楽しみにしています。主人は在宅勤務の日もあるので、部屋でエアコンをつけながら仕事することになりますし、私も在宅の時はエアコンを使います。でも、太陽光があるので以前よりは気にしなくていいかなという気持ちはあります。
——電気代や今後のエネルギー状況への不安はありますか?
Yさん:
ソーラーを早めに入れておいてよかったなとは思いますね。今後また電気代が上がるような状況になっても、うちは自分たちで発電している分がある。その安心感は確かにあります。
補助金も活用できたことで、そこまでお金をかけずに設置できたので、このタイミングで決断したのは正解だったと感じています。
——導入を迷っている方へ、一言お願いします。
Yさん:
電気代をずっと払い続けることへの不安があるなら、入れてみて良かったと思います。補助金があるうちに、そのタイミングを活かして設置するのが大事だと感じています。うちの場合、電気代が安くなったことよりも「もう電気代のことをずっと心配しなくていい」という気持ちの変化の方が大きいかもしれません。その安心感は、入れてみないと実感できないものだと思います。
Yさんが利用された「みんなのおうちに太陽光」の共同購入事業は、地域の参加者がまとまって購入することで生まれるスケールメリットを活かした仕組みです。
購買力の活用
参加者が集まることで、品質な製品を個人では得にくい価格で導入できます。
厳格な審査
販売施工事業者は事務局による審査を通過した事業者のみが参加しています。
手続きのサポート
検討開始(参加登録)から施工・補助金申請のサポートまで、事務局と施工事業者が伴走します。
「自分の家でどのくらいパネルが載り発電するのか?」
検討の段階から、参加登録(無料)でお気軽にお問い合わせいただけます。